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リ物基 基問104

(1)

小球の質量をm、点Bの高さを位置エネルギーの基準面とする。

点Aと点Bとの間での力学的エネルギー保存則より

 \(mgh=\displaystyle\frac{1}{2}mv_0^2\)

 

\(×\frac{2}{m}\)

 

 \(2gh=v_0^2\)

 

 \(v_0=\sqrt{2gh}\)

 

 

(2)

点Bから点Cの運動は水平投射です。高さHを落下するのにかかる時間は自由落下にかかる時間と同じなので、

 \(H=\displaystyle\frac{1}{2}gt^2\)

 

 \(t^2=\displaystyle\frac{2H}{g}\)

 

 \(t=\sqrt{\displaystyle\frac{2H}{g}}\)

 

この間、水平方向に進む距離は、等速直線運動の公式から、

 \(l=v_0t\) より

 

 \(l=\sqrt{2gh}・\sqrt{\displaystyle\frac{2H}{g}}\)

 

 \(l=2\sqrt{hH}\)

 

 

(3)

点Cの高さを位置エネルギーの基準面に取り直して、点Bと点Cとの間での力学的エネルギー保存則より、

 \(mgH+\displaystyle\frac{1}{2}mv_0^2=\frac{1}{2}mv^2\)

 

\(×\frac{2}{m}\)

 

 \(2gH+v_0^2=v^2\)

 

\(v_0=\sqrt{2gh}\)を代入

 

 \(v^2=2gH+2gh\)

 

 \(v=\sqrt{2g(H+h)}\)

 

 

もしくは、点Aと点Cとの間での力学的エネルギー保存則より、

 \(mg(H+h)=\frac{1}{2}mv^2\)

 

\(×\frac{2}{m}\)

 

 \(2g(H+h)=v^2\)

 

 \(v=\sqrt{2g(H+h)}\)

 

で求めてもいいですね。