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リ物基 基問97

\((W_1)\)

「面が及ぼす力」とは垂直抗力のことです。面とは常に垂直方向に働くので、小球が面に沿って運動することを考えると、移動中は垂直抗力の向きには一切移動しないことになります。

つまり、仕事は\(0J\)。

 

\((W_2)\)

重力の大きさは

\(mg=0.50×9.8\)

\(mg=4.9N\)

 

この力は鉛直下向きに働いています。物体は曲面に沿って斜め下のほうへ動いていますが、力の向きに対しては\(2.0m\)だけ下りていることになります。仕事は、「力×力の向きへの移動距離」で計算するので、斜めに動こうが、真下に動こうが、力が加わっている向きに\(2.0m\)進めば値は全部同じになります。

よって

\(4.9×2.0=9.8J\)