(1)
合力の作図は、中3理科で学習していると思います。
スモールステップで手順を追いかけていきましょう。
まず、\(F_1\)の平行線を\(F_2\)の矢印の先に合うように引きます。
次に、\(F_2\)の平行線を\(F_1\)の矢印の先に合うように引きます。
これらの交点に向かって矢印を引くと、それが合力になります。
(2)
この合力は原点から伸びていますので、矢印の先の座標を読めば、それがそのまま力\(x\)成分と\(y\)成分を表します。
よって、\((x,y)=(6N,8N)\)
注意が必要なのは、数学と違って物理の座標を示すときには単位や有効数字にも気をつかわないといけないということです。
(3)
この合力の大きさを示すときは、方眼紙上に矢印がありますので、三平方の定理を使ってやると求めるのが簡単そうです。
\(F=\displaystyle \sqrt{6^2+8^2}\)
\(=\displaystyle \sqrt{36+64}\)
\(=\displaystyle \sqrt{100}\)
\(=10[N]\)
こちらも単位を忘れないように気をつけましょう。