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リ物基 基問211

火力発電は、燃料を燃やして水を沸騰させ、沸騰させた水蒸気を風として、発電機内部の風車(タービン)に当てることで発電させています。

原子力発電は、核燃料が核分裂するときに発生する熱で水を沸騰させ、同じく水蒸気を風として、タービンを回します。

風力発電は、言葉通り、風を使ってタービンを回して発電をします。

太陽電池による発電は、光電効果といわれる現象を使って、光の粒を電子に置き換えることで発電しています。

 

(1)

蒸気で、とありますので、発電機の内部に水が関わっている①火力発電、②原子力発電

 

(2)

直接、電気エネルギーに変換できるのは④太陽電池による発電 のみです。

そのほかはタービンを回さないと発電につながらないので、力学的エネルギーを間にはさむことになります。

 

(3)

化学エネルギーとは、化学物質がもつエネルギーのことです。化学で言うところの「発熱反応」を起こすと、熱に変換することができます。ここでは、石油や石炭を燃焼させるときの燃焼熱が「発熱反応」に相当していますので、化学物質を使う①火力発電が正解

原子力発電の核分裂は、化学エネルギーではなく核エネルギーに区分されます。

 

(4)

ウランは核燃料の一つです。核に関わりがあるのは②原子力発電