· 

リ物 基179

(1)

レンズの中心を通る線と、レンズ通過後の焦点を通る線を作図しました。

 

ところが交点は見当たりませんでした。

なので、それぞれの光線を延長してみると、無事、交点が発見できました。

 

この交点を手掛かりに作図できる像を\(P'Q'\)としてやるといいですね。

(2)

レンズが凹レンズであっても同じく、レンズの中心を通る線と、光軸に平行な線を作図します。

 

凸レンズの場合は、レンズの奥の焦点を通るように作図しますが、凹レンズの場合は、レンズの手前の焦点とつないで作図してやります。

 

これで像\(P'Q'\)が作図できましたね。

 

(3)

中途半端な作図線の続きを描くときは、一旦その線は置いときましょう。

 

与えられた作図線のスタートの所に物体があったとして、まずは凸レンズでできる像がどこにあるかを探し当てます。

像の居場所さえ分かれば、すべての作図線は同じ交点を持つはずですから、どう作図していけばいいのかを導くことができますね。