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リ物 基182

(1)

光軸に平行な線と、焦点を通る線を作図します。

光軸に平行な線は、焦点を通るように反射しますので、焦点を通る線は、逆に光軸に平行に進むように作図することになります。

 

これらの交点の部分に像ができます。

こういうおもちゃあるんですけど、私けっこうお気に入りです。

 

amazonにありました(広告の意図はないです)

(2)

与えられている線の先に物体があるとしてイメージすると分かりやすくなるかもしれませんので、物体があることにしておきますね。

 

で、与えられている線は一旦置いといて、光軸に平行な線と、焦点を通る線を作図します。

光軸に平行な線は、凸面鏡のウラの焦点が光源だと見立てて作図します。

つまり、凸面鏡通過後に焦点の方に線を伸ばして、その延長線を作図すればいいですね。

 

焦点に向かっていく線は、凸面鏡通過後には、光軸に平行な光線が続くとして作図してやります。

 

 

すると、それらの交点のところに像ができますので、像を作図してしまいましょう。

ここでは深緑の色で書いた線が像に相当します。

 

もう少し分かりやすい色にすれば良かったですね。

 

 

で、その像の先から光が四方八方に出ていると考えればいいですので、問題に与えられた作図線の反射光線は、作図した像と結んでやると、きちんと作図できることになります。

 

ここでいう赤線のことを示します。