(1)
光軸に平行な線と、焦点を通る線を作図します。
光軸に平行な線は、焦点を通るように反射しますので、焦点を通る線は、逆に光軸に平行に進むように作図することになります。
これらの交点の部分に像ができます。
(2)
与えられている線の先に物体があるとしてイメージすると分かりやすくなるかもしれませんので、物体があることにしておきますね。
で、与えられている線は一旦置いといて、光軸に平行な線と、焦点を通る線を作図します。
光軸に平行な線は、凸面鏡のウラの焦点が光源だと見立てて作図します。
つまり、凸面鏡通過後に焦点の方に線を伸ばして、その延長線を作図すればいいですね。
焦点に向かっていく線は、凸面鏡通過後には、光軸に平行な光線が続くとして作図してやります。
すると、それらの交点のところに像ができますので、像を作図してしまいましょう。
ここでは深緑の色で書いた線が像に相当します。
もう少し分かりやすい色にすれば良かったですね。
で、その像の先から光が四方八方に出ていると考えればいいですので、問題に与えられた作図線の反射光線は、作図した像と結んでやると、きちんと作図できることになります。
ここでいう赤線のことを示します。