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リ物基 基問201

(1)

フレミングの左手の法則を使ってきちんと解くのが本来なんでしょうけれど、この問題の場合、最初にすでにスイッチ\(A\)につながれていて、その時にはアルミパイプは右に動いた、と明記してあるんですね。

 

で、それをスイッチ\(B\)に切り替えたらどうなりますか、ということですが、電池の向きが逆なので、アルミパイプの動きは逆向きになり、図の左向きに動くことになります。

 

また、電池の数が増えていることから、アルミパイプの動きは大きくなることも分かります。

 

結果的に、フレミングなしで解く方が早く正確になりそうですね。

 

 

(2)

フレミングの左手の法則を見てのとおり、「電流」と「磁場」から「力」の向きを決定することになるため、電流か磁場のどちらかの向きが逆転すれば、力の向きも逆転することが分かります。

いま、スイッチは\(A\)につないだまま、ということなので、電流の向きは変えないままで力の向きを逆転させたいそうです。

 

そうすると、残すところの「磁場」の向きを逆転させるような操作を書いてやればいいですので、シンプルに、「U字型磁石のN極とS極を入れ替える」、くらいでどうでしょうか。

 

「磁石を逆にする」だと、いじわるかもしれませんが、「⊃」向きの磁石を「⊂」にしたんですか?ということになってしまうので、バツですね。何がどう逆になったのか、ということまで説明しておく必要があります。