(1)
交流電流と交流電圧はプラスとマイナスが入れ替わる都合上、常に値が変動していて、そのまま計算するには煩雑です。
そのために使われるのが実効値で、実効値を使えば、電力の計算は直流と同じく、電流と電圧の積で計算可能になります。
\(P=I_eV_e\) より
\(500=I_e・100\)
\(I_e=5.00A\)
となります。有効数字が3桁になることに注意。
(2)
同様に、実効値を使ってしまえば、オームの法則も直流のときと同様に使うことができます。
\(V_e=RI_e\)
\(100=R・5.00\)
\(R=20.0\Omega\)