変圧器では、1次コイルの巻き数と2次コイルの巻き数の比が、ちょうど、1次コイルの交流電圧と2次コイルの交流電圧の比と一致します。
いま、巻き数の比が\(2000:100\)なので、電圧も同じ比になります。
(1)
2次コイルの交流電圧を\(V_2\)とすると、
\(2000:100=3.0:V_2\) より
\(2000V=300\)
\(V=0.15V\)
となります。
(2)
変圧器が巻き数の比で電圧を変えることができるのは、交流のときだけです。直流を流しても変圧してくれません。
直流を流すと、単に1次コイルに電流がずっと流れているだけで、そもそも回路として切り離されているはずの2次コイルには電流は流れません。
よって \(0A\)