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リ物 基50

(1)

公式からそのまま答えればいいですね。

 \(v=r\omega\)

 

 

(2)

 重力\(mg\)

 垂直抗力:重力とつり合っているので、これも\(mg\)

 摩擦力:円運動しているときの向心力に相当しますので、\(mr\omega^2\)

 

 

(3)

 摩擦面で、物体が滑らない限界が最大摩擦力です。摩擦面が水平面であれば、その大きさは\(\mu mg\)になります。

 物体とともに動く系から見たとき、この限界値よりも強い遠心力が加われば、物体は外側に飛んで行ってしまいますので、遠心力と最大摩擦力の大小関係を比較したときに、

  \(f>\mu mg\)

 となればいいわけです。

 今、摩擦力は(2)より\(f=\mr\omega_0^2\)とできますので、

 

  \(mr\omega_0^2>\mu mg\)

 

  \(\omega_0^2>\displaystyle\frac{\mu g}{r}\)

 

  \(\omega_0>\sqrt{\displaystyle\frac{\mu g}{r}}\)

 

 

(4)

 物体が飛び出したあとの軌道は、速度の向きに従います。円運動の速度は円の接線方向ですので、飛び出したあとの軌道は円の接線方向に描いてやればいいですね。