まず重力を作図しましょう。
それぞれの糸に、どのくらいずつの張力が加わるのかは分かりませんが、力がつり合うためには、上向きに\(3.0N\)で引き上げる力があればいいので、それを作図しておきます。
次に、糸1と糸2の方向へ力を分解します。
分力をそれぞれ、\(T_1\)、\(T_2\)としておきますね。
図のように、紫で色をつけた直角三角形に注目すると、\(1:2:\sqrt{3}\)の比が使えますので、それぞれの糸にかかる力は三角形の比の計算で求めることができます。
(2)
\(1:\sqrt{3}\) の比の関係から、
\(T_2=3.0÷\sqrt{3}\)
\(T_2=\sqrt{3}\)
\(T_2=1.7N\)
(1)
\(T_2\)の2倍であればいいので、四捨五入する前の値を使って計算しましょう。
\(T_1=2\sqrt{3}\)
\(T_1=2×1.73\)
\(T_1=3.5N\)