(1)
問題文に周波数50Hzと書いてあります。
これは、電源電圧を50Hzで振動させたとき、とイメージしてくれればいいと思います。
言い換えると、「1秒間に50回だけプラスマイナスを入れ替えて電流を流す電源をつけた」と読み替えてもいいと思います。
この意味を読み取れれば、(1)は計算なしで50Hzと分かります。
電源が50Hzなら、抵抗にかかる電圧も流れる電流も50Hzです。
(2)
電圧が、実効値で100Vかけられていますので、この値を単なる電圧の値ととらえて、オームの法則を適用します。
\(V=RI\) より
\(100=100I\)
\(I=1.00A\)
となります。
このときの電流\(I\)は、実効電圧\(V_e\)から計算したので、実効電流\(I_e\)ということになります。
また、計算手順の上では有効数字3桁になりますが、この問題では、有効数字2桁で答える指定がついていますので、最終的な回答は、
\(I_e=1.0[A]\)
ということになります。
(3)
最大値は実効値の\(\sqrt{2}\)倍です。
\(I_0=\sqrt{2}=1.4[A]\)