(1)
まず、加えている力を水平方向と鉛直方向に分解します。
すると、\(1:2:\sqrt{3}\)の直角三角形ができますので、加えている力の水平成分が\(2\sqrt{3}\)[N]であることが求められます。
この力を加えながら、水平方向に\(2.0m\)だけ移動しますので、加えた力によってなされた仕事は
「仕事=力×加えた力の向きに進んだ距離」 より
\(W_1=2\sqrt{3}×2.0\)
\(W_1=4×1.73\)
\(W_1=6.92\)
\(W_1≒6.9[J]\)
(2)
重力は鉛直方向に働いていますが、物体は水平方向にしか動きません。
なので、加えた力の向きへの移動距離はゼロということになります。
よって、\(0[J]\)
(3)
垂直抗力も同様で、面に垂直に加わっている力に対して、物体は面に平行に、水平に移動しますので、加えた力の向きへの移動距離はゼロということになります。
なので同じく、\(0[J]\)