\((W_1)\)
「面が及ぼす力」とは垂直抗力のことです。面とは常に垂直方向に働くので、小球が面に沿って運動することを考えると、移動中は垂直抗力の向きには一切移動しないことになります。
つまり、仕事は\(0J\)。
\((W_2)\)
重力の大きさは
\(mg=0.50×9.8\)
\(mg=4.9N\)
この力は鉛直下向きに働いています。物体は曲面に沿って斜め下のほうへ動いていますが、力の向きに対しては\(2.0m\)だけ下りていることになります。仕事は、「力×力の向きへの移動距離」で計算するので、斜めに動こうが、真下に動こうが、力が加わっている向きに\(2.0m\)進めば値は全部同じになります。
よって
\(4.9×2.0=9.8J\)