新リ物基 基問94

(1)

まず、加えている力を水平方向と鉛直方向に分解します。

 

すると、\(1:2:\sqrt{3}\)の直角三角形ができますので、加えている力の水平成分が\(2\sqrt{3}\)[N]であることが求められます。

 

この力を加えながら、水平方向に\(2.0m\)だけ移動しますので、加えた力によってなされた仕事は

 「仕事=力×加えた力の向きに進んだ距離」 より

 \(W_1=2\sqrt{3}×2.0\)

 \(W_1=4×1.73\)

 \(W_1=6.92\)

 \(W_1≒6.9[J]\)

 

 

(2)

重力は鉛直方向に働いていますが、物体は水平方向にしか動きません。

 

なので、加えた力の向きへの移動距離はゼロということになります。

 

よって、\(0[J]\)

 

 

(3)

垂直抗力も同様で、面に垂直に加わっている力に対して、物体は面に平行に、水平に移動しますので、加えた力の向きへの移動距離はゼロということになります。

 

なので同じく、\(0[J]\)