加熱すると加熱した分だけ温度が上昇します。このときの熱のことを顕熱といいます。
▼顕熱
(1)熱容量Cで表す
\(Q=CΔT\)
(2)比熱cで表す
\(Q=mcΔT\)
今回の問題は、問題文に熱容量が与えられていますので、比熱ではなく熱容量を使っている方の式で解きましょう。
\(Q=CΔT\) より
\(2.4×10^2=40×\Delta T\)
\(240=40×\Delta T\)
\(\Delta T=6.0K\)
\(ΔT\)は温度の変化分なので、\([℃]\)でも\([K]\)でも同じ値となります。
たとえば、0℃から2℃と考えようが、273Kから275Kと考えようが温度の差の部分は2度ですね。
この問題は最終的にケルビンで答えてほしいようですから、単位は[K]にしておきます。