新リ物基 基問118

加熱すると加熱した分だけ温度が上昇します。このときの熱のことを顕熱といいます。

 

▼顕熱

(1)熱容量Cで表す

 \(Q=CΔT\)

(2)比熱cで表す

 \(Q=mcΔT\)

 

 

今回の問題は、問題文に熱容量が与えられていますので、比熱ではなく熱容量を使っている方の式で解きましょう。 

 \(Q=CΔT\) より

 \(2.4×10^2=40×\Delta T\)

 

 \(240=40×\Delta T\)

 \(\Delta T=6.0K\)

 

\(ΔT\)は温度の変化分なので、\([℃]\)でも\([K]\)でも同じ値となります。

たとえば、0℃から2℃と考えようが、273Kから275Kと考えようが温度の差の部分は2度ですね。

 

この問題は最終的にケルビンで答えてほしいようですから、単位は[K]にしておきます。