熱量保存則を解くときには各物理量を表にすると理解の助けになります。
(1)
m | c | ΔT | |
金属球 |
60 |
c |
73℃→23℃ 50℃ |
水 | 200 | 4.2 |
20℃→23℃ 3℃ |
容器 |
40 |
20℃→23℃ 3℃ |
熱いもの=冷たいもの として立式すると
\(60×c×50=200×4.2×3 + 40×3\)
\(3000c=2520+120\)
\(3000c=2640\)
\(c=0.88J/(g・k)\)
(2)
m | c | ΔT | |
金属球 |
60 |
0.88 |
23℃→22℃ 1℃ |
水 | 200 | 4.2 |
23℃→22℃ 1℃ |
容器 |
40 |
23℃→22℃ 1℃ |
表にまとめたものをすべて足し合わせてみましょう。
\(Q=60×0.88×1 + 200×4.2×1 + 40×1\)
\(Q=52.8+840+40\)
\(Q=932.8\)
\(Q=9.3×10^2J\)