融解熱や蒸発熱をまとめて潜熱といいます。潜熱の公式は\(Q=mL\)です。\(m\)の単位が\([kg]\)ではなくて\([g]\)になってることに注意が必要です。
\(Q=mL\) より
\(6680=20L\)
\(L=334\)
\(L=3.3×10^2J/g\)
有効数字2桁で書くように丁寧に作問されています。
水の融解熱334J/g
水の蒸発熱2250J/g
は、よく出てくる値なので、覚えていてもいいかもしれません。
ただ、それは万能なわざではなく、気圧や水に含まれる不純物などの違いから、値が多少前後するときがありますので、334が335になった結果、有効数字2桁の範囲での解答値が変わることはあります。
融解熱は100の位、蒸発熱は1000の位、みたいな知識でも十分助けにはなると思いますよ。