(1)
\(V=f\lambda\) より
\(340=170\lambda\)
\(\lambda=2.0[m]\)
(2)
音源\(S_1\)、\(S_2\)から出る音は「等しい音」が出ていますので、それらの音源から等距離にある点\(A\)では、音が重なり合って強め合います。
(3)
\(S_1B=4.0[m]\)、\(S_1S_2=3.0[m]\)なので、三平方の定理から、\(S_2B=5.0[m]\)と求まります。
\(S_2B-S_1B=1.0[m]\)ですので、経路差が\(1.0[m]\)です。
いま、波長は\(2.0[m]\)なので、経路差\(1.0[m]\)は半波長分に相当します。
なので、\(S_1\)から\(B\)に波が進む分に対して、\(S_2\)から\(B\)に進む波は半波長分ずれて到達しますので、点\(B\)では弱め合いの点となるわけです。
(3別)
ちょっと安直な説明ですが、別の観点から見てみましょう。
波長が\(2.0[m]\)なので、山と谷の間の長さは\(1.0[m]\)です。
\(S_1B=4.0[m]\)なので、音源から山が出てるとすると、\(S_1\)から点\(B\)までの間には
山・谷・山・谷
が並ぶのに対して、\(S_2B=5.0[m]\)なので、\(S_2\)から点\(B\)までの間には
山・谷・山・谷・山
が並び、最後のところで\(S_1\)からの山と、\(S_2\)からの谷が重なるために、弱め合いの点になる、ということです。