うなりの回数は、振動数の差で求めます。
おんさ\(A\)とおんさ\(X\)を同時に鳴らすと、5秒間に10回のうなりが発生しています。
つまり、1秒間に2回のうなりが発生していますので、おんさ\(A\)とおんさ\(X\)は\(2Hz\)差です。
おんさ\(A\)は\(260Hz\)ですので、おんさ\(X\)は\(258Hz\)か、\(262Hz\)であるとわかります。
また、おんさ\(B\)とおんさ\(X\)を同時に鳴らすと、10秒間に30回のうなりが発生しています。
つまり、1秒間に3回のうなりが発生していますので、おんさ\(B\)とおんさ\(X\)は\(3Hz\)差です。
おんさ\(B\)は\(255Hz\)ですので、おんさ\(X\)は\(252Hz\)か、\(258Hz\)であるとわかります。
この両方の条件を満たすのは、おんさ\(X\)が\(258Hz\)のときですね。