Step1:まず与えられた表から傾きを読み取ります。
Step2:次に、その傾きに自己インダクタンス \(L\) を掛けます。
Step3:そして、その数値の符号を入れ替えます。
Step4:これらを表にまとめてみましょう。
時間\([s]\) | \(0~1\) | \(1~2\) | \(2~4\) | \(4~5\) | \(5~6\) |
\(\displaystyle\frac{\Delta I}{\Delta t}\) |
\(10\) |
\(0\) | \(-10\) | \(0\) |
\(10\) |
\(L\displaystyle\frac{\Delta I}{\Delta t}\) | \(0.1\) |
\(0\) |
\(-0.1\) | \(0\) | \(0.1\) |
\(-L\displaystyle\frac{\Delta I}{\Delta t}\) | \(-0.1\) | \(0\) | \(0.1\) | \(0\) |
\(-0.1\) |
この最下段に位置するのが、誘導起電力 \(V=-L\displaystyle\frac{\Delta I}{\Delta t}\) となりますので、これをグラフ化してやりましょう。
すると、図のようになります。