(1)
スイッチを閉じた直後は、自己誘導が起きているため、コイルは断線状態として扱います。
すると \(0[A]\)
(2)
スイッチを閉じて十分時間が経過したあとは、自己誘導の効果が消えますので、コイルは単なる導線となります。
すると電池と抵抗が直列接続されただけの回路になりますので、
\(V=RI_1\) より
\(I_1=\displaystyle\frac{V}{R}\)
\(I_1=\displaystyle\frac{10}{25}=0.40 [A]\)
(3)
コイルに蓄えられるエネルギーは
\(U=\displaystyle\frac{1}{2}LI_1^2\)
で表されます。これに各値を代入すると、
\(U=\displaystyle\frac{1}{2}×0.1×0.4^2=8.0×10^{-3} [J]\)
となります。