(1)
レンズの中心を通る線と、レンズ通過後の焦点を通る線を作図しました。
ところが交点は見当たりませんでした。
なので、それぞれの光線を延長してみると、無事、交点が発見できました。
この交点を手掛かりに作図できる像を\(P'Q'\)としてやるといいですね。
(2)
レンズが凹レンズであっても同じく、レンズの中心を通る線と、光軸に平行な線を作図します。
凸レンズの場合は、レンズの奥の焦点を通るように作図しますが、凹レンズの場合は、レンズの手前の焦点とつないで作図してやります。
これで像\(P'Q'\)が作図できましたね。
(3)
中途半端な作図線の続きを描くときは、一旦その線は置いときましょう。
与えられた作図線のスタートの所に物体があったとして、まずは凸レンズでできる像がどこにあるかを探し当てます。
像の居場所さえ分かれば、すべての作図線は同じ交点を持つはずですから、どう作図していけばいいのかを導くことができますね。