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新リ物 基181

(1)

倍率1の倒立像、と問題にありますので、物体と像は焦点距離の2倍の位置にあります。

よって(ア)は \(20cm\)

 

また、焦点距離の内側に物体を置くと、できる像は(イ)正立虚像。

 

レンズの公式に各値を代入すると、

 

 \(\displaystyle\frac{1}{a}+\frac{1}{b}=\frac{1}{f}\) より

 

 \(\displaystyle\frac{1}{8}+\frac{1}{b}=\frac{1}{10}\)

 

左辺を通分して、

 

 \(\displaystyle\frac{b+8}{8b}=\frac{1}{10}\)

 

両辺\(80b\)倍して、

 

 \(10b+80=8b\)

 \(2b=-80\)

 \(b=-40\)

 

よって、倍率は

 \(\left| \displaystyle\frac{b}{a} \right|\) より

 

(ウ)は、\(\left| \displaystyle\frac{-40}{8} \right|=5.0\) 倍

 

 

(2)

レンズの公式に各値を代入すると、

 

 \(\displaystyle\frac{1}{a}+\frac{1}{b}=\frac{1}{f}\) より

 

 \(\displaystyle\frac{1}{60}+\frac{1}{b}=-\frac{1}{80}\)

 

左辺を通分して、

 

 \(\displaystyle\frac{b+60}{60b}=-\frac{1}{30}\)

 

両辺\(1800b\)倍して、

 

 \(30b+1800=-60b\)

 \(90b=-1800\)

 \(b=-20\)

よって、物体ができる位置は、レンズの前方、\(20cm\)。(エ)(オ)

 

倍率は

 \(\left| \displaystyle\frac{b}{a} \right|\) より

 

 \(\left| \displaystyle\frac{-20}{60} \right|=0.33\) 倍。(カ)

 

凹レンズによってできる像は、正立虚像です。(キ)