(1)
距離\(d\)の中に長さ\(\lambda\)が何個ありますか、という問題で、どちらも単位は\([m]\)ですので、単純にわり算しましょう。よって、
\(\displaystyle\frac{d}{\lambda}\)
(2)
屈折率\(n\)のガラス中では、光路長は\(\displaystyle\frac{1}{n}\)倍になりますので、ガラス中での波長を\(\lambda'\)とすると、
\(\lambda'=\displaystyle\frac{\lambda}{n}\)
となります。
これを使って(1)と同じようにわり算を行うと、
\(\displaystyle\frac{d}{\lambda’}\)
となりますので、\(\lambda'\)を代入して、
\(\displaystyle\frac{nd}{\lambda}\)
とすればいいですね。
(3)
ガラス中では、光波が進む速さが遅くなっていますので、真空中であればもっと長く進めたはずです。
では、真空に換算して、どのくらい進めたでしょうか、ということを聞かれています。
それは(1)と(2)の解答の分子を比較してやると明確で、\(nd\)となります。