大阪産業大学の入試対策は、赤本が出版されていないので、大学に資料請求したり、説明会に参加したりしたときにもらえる「大産大の勉強」という過去問冊子を手に入れる必要があります。
この冊子を手に入れさえすれば、あとは、淡々とこなしていくだけですね。そういう意味では、ぱっと説明会に参加できる関西圏の受験生の方が、地方の受験生より有利に受験対策を進められるのかもしれません。
例年マークシート型で、20~25題を60分で解くスタイルです。解答を文字式から選ぶものが多く、たまに物理用語が問われることもあります。原子の分野は出題されません。
難易度は教科書の基本レベルなので、過去問が手に入らない人はセンター試験の過去問で代用しても、レベル的にはあまり変わらないと思います。ただ、選択肢に用意される式がセンター試験よりは長いものもいくつかありますので、センター試験を解くようにきれいには式を追えない問題にも触れています。
レベルは基本ですが、入試なので、分野が融合されています。入試特有の出題形式に慣れる練習が必要ですね。
公募推薦前期A、公募推薦前期B、公募推薦後期、一般入試前期A、前期B、前期C、中期A、中期B、後期と、全部で9回の受験日程が組まれていますが、物理が受験科目にあるのは、このうち前期A、前期B、中期Aの3回のみだけなので、入試の全体像からすると、科目比重としては英数が重視されます。
伊達の物理
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